現在、契約中の他社インターネット環境が、ドコモ光にまとめられるのか簡単に解説します。ドコモ光には、タイプA、タイプB、タイプC、単独タイプ、ドコモ光ミニ、といったバリエーションが揃っており、ほぼ全てのユーザーがドコモ光を利用できるようにプランが用意されています。
しかし、ドコモ光にすることで逆に高額になってしまう場合もあるので注意が必要です。本編では切り替え時の対応パターンや料金の変動など詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
現在の利用環境を確認しよう
まずは、現在のインターネットの契約状況を確認してください。
フレッツ光、J:COM、ソフトバンク光、など、様々ありますので、まずはどこのサービス提供事業者と契約しているのか理解し、できれば申し込み内容も確認しておきましょう。
これにより、ドコモ光へ切り替えの際に最適な契約プランが見えてきます。
ドコモ光の料金プランをみてみよう
ドコモ光には、タイプA、タイプB、タイプC、単独タイプ、ドコモ光ミニ、があります。ご自身の運用に合わせた選択ができるようになっています。また、ドコモのスマホを契約している場合は、ドコモ光セット割という割引が入るので更にお得になります。
ドコモ光セット割について知りたい方は、こちらを参考にしてみてください。
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光セット割|ドコモ光セット割に対応している料金プランと注意点
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ドコモ光タイプA
ドコモ光タイプAは、最も契約数が多く対応プロバイダの数も多い人気のプランです。スマホとの光セット割も適用されるので、特別な理由がない限りはタイプAを申し込めば安く利用できます。
タイプA|月額料金
区分 | 戸建 | マンション(集合住宅) |
2年定期契約あり | 5,720円/月 | 4,400円/月 |
定期契約なし | 7,370円/月 | 5,500円/月 |
タイプA|対応プロバイダ
この中のプロバイダを使っている場合は、タイプAがおすすめです。
ドコモ光タイプB
ドコモ光タイプBは、対応プロバイダの数がタイプAよりも少なくなりますが、ドコモ光としては2番目に契約数が多いプランです。
タイプBを申し込むユーザーの特徴は、プロバイダにこだわりがある場合と既存で契約しているプロバイダを継続して使いたい場合がほとんどです。
フレッツ光からドコモ光に転用する際に、例えばOCNを使っているユーザーは、タイプAに切り替えることができますが、その際に変更手数料で3,300円掛かります。毎月220円の差額なので、変更手数料を嫌がってタイプBで申し込むユーザーはたくさんいます。
もちろん、プロバイダを変更しても支障がないのであれば、ドコモ光を1年3カ月(15カ月)以上利用すると、変更手数料を払ってタイプAを利用した方がお得になります。
220円×15カ月=3,300円
タイプB|月額料金
区分 | 戸建 | マンション(集合住宅) |
2年定期契約あり | 5,940円/月 | 4,620円/月 |
定期契約なし | 7,590円/月 | 5,720円/月 |
タイプAと比較すると、選べるプロバイダの数が減って、料金も220円高いです。
タイプB|対応プロバイダ
この中のプロバイダを使っている場合は、フレッツ光からドコモ光に転用した時にタイプBで同じプロバイダを継続利用できますが、プロバイダを変更しても問題ないのであれば、タイプAに切り替えても良いでしょう。
ドコモ光タイプC
ドコモ光タイプCは、提携CATV事業者のプロバイダを継続して利用できるプランです。
CATV事業者とは、ケーブルテレビ事業者の意味です
スマホとの光セット割も適用されます。
タイプC|月額料金
区分 | 戸建 | マンション(集合住宅) |
2年定期契約あり | 5,720円/月 | 4,400円/月 |
定期契約なし | 7,370円/月 | 5,500円/月 |
タイプAと同じ金額です
タイプC|対応プロバイダ
提携CATVとエリアはドコモのホームページで確認できます。
ドコモ光単独タイプ
ドコモ光単独タイプは、プロバイダがセットになっていないプランです。考え方としては、タイプA、タイプB、タイプC、に該当しない場合で、ドコモ光を申し込むときのプランです。
プロバイダ込みプランではありませんが、その分基本料金が若干安いです。
別途プロバイダ料金が発生しますが、ドコモ光セット割にも対応しているので料金が安いプロバイダであれば、実質費用を抑えらることもできます。
単独タイプ|月額料金
区分 | 戸建 | マンション(集合住宅) |
2年定期契約あり | 5,500円/月 | 4,180円/月 |
定期契約なし | 7,150円/月 | 5,280円/月 |
定額プランの中では、基本料金が一番安くなっているのでお得に見えるのですが、インターネットを利用するためには別途プロバイダ契約が必要になるため、実質ほとんど変わりません。
例えば、プロバイダ月額1,200円程度で考えると、料金が一番高くなります。ドコモ光セット割で実質プロバイダ料金をカバーできる程度でしょうか。
また、フレッツ光で契約しているプロバイダや他社事業者で契約しているプロバイダを、ドコモ光に切り替えの際は対応していないプロバイダもあるので注意しましょう。詳しくは契約先のプロバイダに問い合わせしましょう。
単独タイプ|対応プロバイダ
契約中のプロバイダまたは検討中のプロバイダに問い合わせしてドコモ光に対応しているのか確認しましょう。
ドコモ光ミニ
ドコモ光ミニは、使った分だけ料金が発生する2段階定額プランです。もちろんたくさん使い過ぎても請求額は上限までになります。
また、プロバイダがセットになっていないので、別途契約が必要です。インターネットをほとんど使わなければ最安ですが、契約したプロバイダ料金も発生するので、あまり安く思えないプランです。
スマホとの光セット割も適用されますが、ペア回線のみに適用となります。
ドコモ光ミニ|月額料金
区分 | 戸建 | マンション(集合住宅) |
2年定期契約あり | 2,970円/月〜6,270円/月 | 契約不可 |
定期契約なし | 4,620円/月〜7,920円/月 |
ドコモ光ミニ|対応プロバイダ
契約中のプロバイダまたは検討中のプロバイダに問い合わせしてドコモ光に対応しているのか確認しましょう。
ドコモ光ミニ|料金イメージ
データ使用料 | 請求額 |
0〜200MB | 2,970円/月 |
200MB〜 | 基本料金+10MBあたり33円加算 |
1200MB〜 | 上限額6,270円/月 |
2年定期契約ありの場合
別途プロバイダ料金が掛かります
ドコモ光の料金プランまとめ
- タイプAがおすすめ
- CATV利用中でもドコモ光が使える
- 単独タイプは別途プロバイダ料金が発生
- ドコモ光ミニは別途プロバイダ料金が発生
- ドコモ光セット割は条件満たせば全プラン対応
あなたにぴったりのプランを選んで毎月の通信費を安く運用していきましょう。